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かしわ餅

監査不合格からの逆転劇!
“昔ながら管理”を一新し、取引継続へ!

衛生管理・食品表示・微生物検査まで丸ごと対応。“失う寸前”から信頼回復の1年

課題

  • 工場監査で厳しい評価を受け、取引停止の可能性が浮上

  • HACCP未導入、一般衛生管理すら形骸化

  • 記録は存在するが、基準がなく管理効果が不明

  • 製品の賞味期限付近で菌数が増加しやすい傾向あり

  • 食品表示に関して「誰が作ったかわからない」状態で、根拠不明

解決策

  • 衛生管理・整理整頓・手順書などの基礎整備から支援を開始

  • 現場の実態に即したHACCP構築の前段階を計画的に導入

  • 微生物検査では一般的な検査会社では対応困難な部分まで深堀調査

  • 製品の表裏や具材ごとに菌数検査を実施し、原因箇所を特定

  • 殺菌用スプレーボトルのノズルからの乳酸菌検出→洗浄管理を徹底指導

  • 食品表示の全製品見直しと根拠書類の整備支援を実施

結果

  • 再監査で「評価大幅改善」の結果を得て、主要取引先との継続が確定

  • 菌数の問題も解決し、賞味期限後半の安全性も向上

  • 食品表示も全製品で根拠を持った対応が可能となり、外部指摘にも即応体制を整備

  • 現場スタッフの衛生意識が明らかに向上し、日常管理レベルが飛躍的に改善
     

詳細ストーリー

ある日、取引先から「このままでは取引継続が難しい」と厳しい言葉を突きつけられた食品工場がありました。監査結果はかなりの低評価。「記録はあるが、根拠や基準がなく、実効性が感じられない」との指摘も受けていました。

現場を訪問すると、昔ながらのやり方を守り続けている状況が浮き彫りに。HACCPの導入も未実施で、まずは一般衛生管理の立て直しから支援を始めました。整理整頓、手順書の整備といった基本から徹底し、監査でも高評価を得るまでに改善。

製品についても、賞味期限付近で菌数が増える問題が見られたため、私たちは一般的な検査では対応しきれない部分まで調査。製品の表面、裏面、内部の具材と細かく菌数を調べた結果、殺菌用スプレーボトルのノズルが“盲点”であることが判明。ここから多量の乳酸菌を検出しました。洗浄手順の見直しと管理徹底により、この問題も解決しました。

さらに、食品表示に関しても「誰が作ったかわからない」という状態。全製品を対象に根拠づけからサポートし、現在では全表示に根拠資料を添えた“説明できる体制”が整いました。

危機的状況から1年足らずでの復活劇。現場の方々の努力と、私たちの伴走支援の結果、工場は信頼を取り戻しました。

FSMSコンサルティングオフィス合同会社

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