FSMS Consulting Office LLC

黄色ブドウ球菌問題からのV字回復!
“有効な記録ゼロ”からの再出発。わずか1年で信頼回復と受注増へ
課題
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販売済み製品から黄色ブドウ球菌が検出され、対応方法に困っていた
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昔ながらの製造方法に頼っており、記録や管理文書がほぼ存在しなかった
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外部監査への備えが皆無に近い状態だった
解決策
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FSSC22000の基準を参考に「食品工場として最低限やるべき管理項目」を提案
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工場の実情に合わせた記録類の整備を一から支援
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外部品質管理アドバイザーとして月1回の定期訪問契約を締結
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苦情発生時の現場調査・報告書作成・是正指導までをワンストップ対応
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年間教育計画に基づいた従業員教育と月次の拭き取り検査を実施
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労基署対応、労働安全指導、食品表示確認、仕様書作成までを包括支援
結果
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わずか1年で再検査において監査員が驚くほどの衛生レベルを実現
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信頼が回復、受注件数も増加へ
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品質管理人材が不足する中、「必要なときに、必要なだけ」依頼できる柔軟体制を構築
詳細ストーリー
ある日、お客様から切実な相談が寄せられました。販売した製品から黄色ブドウ球菌が検出され、対応方法もわからず困っているとのこと。私たちはすぐに工場を訪問しましたが、そこには有効な記録もマニュアルも不十分な状態で、いわば“勘と経験”に頼った製造現場がありました。
私たちはFSSC22000の考え方をベースに、“最低限やるべきこと”を明確に提案。記録の取り方、衛生の管理手順、現場の意識づくりまでを一から支援しました。
そこから毎月訪問し、品質管理の外部アドバイザーとして寄り添い続けました。クレームが出れば現場に入り調査、報告書の作成、是正措置の実行。月に一度の拭き取り検査、従業員への教育、仕様書の整備、表示の確認、労基署対応まで、「まるっと品質管理部門」を担っています。
1年後、再検査で監査員が「ここまで改善されているとは…」と驚いたほどの変化を遂げました。現在では信頼も回復し、新たな受注も増加中。「品質管理の人材が見つからない今、必要なときに必要なだけ頼めるのは助かる」と、長期契約を継続いただいています。